突然の業務終了

その他

私は大手外資系企業から業務委託を受けてアプリの一般ユーザー向けサポートを行う業務に携わっています。

ユーザーサポートは遠隔操作で行いますので、完全在宅が可能な業務です。

アプリやコンピューターの知識を生かすことができ、在宅勤務ができるということで、私にはとても条件がよい仕事です。

ところが、その外資系企業から突然、9月いっぱいを持って一般ユーザー向けサポート業務を終了するという通達がありました。

上長から昨日(8/28)この件についての説明と今後のことについての説明がありました。

それによると、全世界で複数の一般ユーザー向けのサポート業務を終了するとの連絡が一方的にあったようです。

経費削減がその理由だそうです。

昨今のAIの進歩によって、一般ユーザーからの問い合わせ件数が大幅に減少してきていますので、今後ユーザーはAIで自己解決してほしい、ということなのでしょうか。

しかし、自己解決が大変だから有料サポートをあてにして契約したユーザーにとっては、無慈悲な対応のように思います。

一方、法人向けのサポートは非常に手厚いので、こちらは成長性や収益性が高いのでしょう。

外資系企業の冷酷ともいえるほどのドライな側面で、企業の成長に貢献しない事業は、何の躊躇もなく切り捨てていくのでしょう。

それが世界有数の企業として君臨している所以なのかもしれません。

上長から、業務終了後の私たちの受け入れ先の職場候補リストの中から、希望する職場があれば応募してほしいとの説明がありました。

原則、現人員の100%を他の職場で受け入れることで対応したいが、候補リストに希望する条件の仕事がない場合や、1箇所に応募が集中した場合は選考試験を行うかもしれないので希望する職場が通らない場合があるとの説明がありました。

その場合は、9月いっぱいをもって雇用契約を終了するとのことでした。

候補リスト見てみました。

事業所は、沖縄から北海道まで全国に事業所があり、横浜市にもあります。

しかし、私の勤務条件は完全在宅勤務です。

リストの中で、完全在宅勤務が可能な仕事は2件、高いスキルを要求されスキルの度合いによって在宅勤務可能な仕事が1件でした。

その2件に応募しようと思いますが、応募が殺到しそうなので、希望が通るか分かりません。

今回の事は、青天の霹靂(せいてんのへきれき)です。

私の場合、11月に70歳になるので、もともとは11月いっぱいまでと思っていました。

それが3月に上長に定年制度を確認したら、制度変更があり、74歳の11月末まで働けることになりました。

「棚から牡丹餅」(たなからぼたもち)でした。

そう思えば、3月の時点の振り出しに戻った、と言えるでしょう。

今回の件で、あらためて、「会社に身をゆだねる」ことなく生きていく道を模索する時期になったことを自覚しました。

今回の事は、「AI社会と仕事」「企業と人」という社会問題の火の粉がわが身にも降りかかってきた出来事です。

AIの普及にともなって、AIが人から仕事を奪っていく。

企業は生き残りをかけて、無駄を省き、成長分野に力を集中し、そのためには無駄な「人」を容赦なく切り捨てる。

「何のため」という目的に、「働く人の生活の安寧(あんねい)」は含まれていません。

若い人達の今後のことを考えると、荒涼とした茨(いばら)の道しか見えてきません。

人の根源の「生きる希望」は、企業にそれを求めてはいけないようです。

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